【二字熟語】
小生
【読み方】
しょうせい
【意味】
一人称の人代名詞。男性が自分をへりくだっていう語。多く、手紙文に用いる。
一般的に、自分と同等か、目下の人に対して使う。
【語源・由来】
「小」は「自分や、自分に関することを謙遜 (けんそん) していう語。」
「生」は「自分の謙称。」
【類義語】
不肖、愚生、小弟、手前、拙者
【対義語】
貴殿
小生(しょうせい)の使い方
健太くんはどう思う?
僕は、ともこちゃんのアイディアがいいと思うな。先生も手紙で「小生はともこちゃんのアイディアがいいと思う」って書いてあるよ。
みんなが賛成してくれるなら、私のアイディアで進めるわね。
それが良いよ。
小生(しょうせい)の例文
- 小生も同じ考えです。
- 小生も元気です。
- 彼は、小生は無実であると手紙で訴えていた。
- 及ばずながらも小生も応援に回ります。
- 小生は不器用ですから。
目上やビジネスでは失礼になる?
「小生」は、手紙文などで、同等以下の相手に対して使う自分を指し示す丁重語です。
なので、目上の人に対して「小生は体調不良のために会社を休みます」と言うと、横柄な発言と受け取られる可能性があります。
「小生」は、ビジネスシーンや目上の人に対しては使いません。