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「新参」の意味と使い方や例文!「古参」との間は?(類義語・対義語)

【二字熟語】
新参

【読み方】
しんざん

【意味】
①仲間に加わって日の浅いこと。また、その人。新入り。
②新たに主君・主人などに仕えること。また、その人。今参り。新座。

【語源・由来】
「新」は「あたらしい。」
「参」は「加わる。仲間入りする。」

【類義語】
新鋭、新興

【対義語】
古参

新参(しんざん)の使い方

ともこ
あの人、まだこの店の仕事に慣れていないみたいね。
健太
彼女は先週来たばかりの新参なんだよ。
ともこ
一生懸命さは伝わってくるんだけど、ミスが多いわね。
健太
きっとすぐに慣れるよ。

新参(しんざん)の例文

  1. 無名の新参者だった彼が、この地位まで登り詰めるとは驚きだ。
  2. 毎年、お正月に大奥では、新参者が新参舞を踊る風習がありました。
  3. 新参の劇団員に主役の座を奪われてしまった。
  4. 新参者の彼女は、親切に指導してくれるともこちゃんを頼りにしていました。
  5. 田舎では新参者は煙たがられる傾向にある。

「新参」と「古参」との間は?

新参」に似ている語に「古参(こさん)」があります。

古参」とは、古くから参上している意から、「ずっと以前からその職や地位に就いていること。また、その人。」という意味です。

新参」は、新入りのことをいう語なので「古参」は「新参」の対義語です。