【二字熟語】
娯楽
【読み方】
ごらく
【意味】
仕事や勉学の余暇にする遊びや楽しみ。また、楽しませること。
【語源・由来】
「娯」は「たのしむ。たのしみ。」
「楽」は「こころよい。たのしい。たのしむ。」
「史記」廉頗伝より。
【類義語】
楽しみ、レクリエーション
【対義語】
勉学、労働、勤労、仕事
娯楽(ごらく)の使い方
秋祭りは、単調なこの村では最大の娯楽なんだって。
盛大ですごいわよね。
今では、この祭りを見るために旅行に来る人がいるくらい有名な祭りなんだよ。
これは一見の価値があるわよね。
娯楽(ごらく)の例文
- 娯楽室にビリヤードがある。
- 凧あげやカルタは、伝統的な新年の娯楽として知られている。
- 田舎は娯楽が少ない。
- あの空き地に娯楽施設ができるそうだ。
- 娯楽映画としてはよくできている。
「娯楽」と「趣味」「芸術」の違いは?
「娯楽」に似ている語に「趣味(しゅみ)」「芸術(げいじゅつ)」があります。
「娯楽」と「趣味」の違いは?
「趣味」は、
①仕事・職業としてでなく、個人が楽しみとしてしている事柄。
②どういうものに美しさやおもしろさを感じるかという、その人の感覚のあり方。好みの傾向。
③物事のもっている味わい。おもむき。情趣。
という意味です。
「娯楽」とは、仕事や勉学の余暇にする遊びや楽しみという意味で使われ、大勢の人の楽しみというニュアンスを含みます。
対して「趣味」は、個人が楽しみとしてしている事柄をいいます。
「娯楽」と「芸術」の違いは?
「芸術」は、
①特定の材料・様式などによって美を追求・表現しようとする人間の活動。および、その所産。絵画・彫刻・建築などの空間芸術、音楽・文学などの時間芸術、演劇・映画・舞踊・オペラなどの総合芸術など。
②学芸と技術。
という意味です。
「娯楽」は、仕事や勉学の余暇にする遊びや楽しみをいいます。
対して「芸術」は、美を追求する表現活動をいうので意味が違います。