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「不穏」の意味と使い方や例文!「不穏な空気」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
不穏

【読み方】
ふおん

【意味】
おだやかでないこと。状況が不安定で危機や危険をはらんでいること。また、そのさま。

【語源・由来】
穏やかではない意。

【類義語】
物騒、際どい

【対義語】
平穏

不穏(ふおん)の使い方

健太
空手部内に不穏な空気が流れているよ。
ともこ
何かあったの?
健太
部の運営について意見が分かれているんだ。
ともこ
大事な大会の前に内部分裂しないと良いわね。

不穏(ふおん)の例文

  1. 形勢が不穏になる。
  2. 軍部に不穏な動きがみられる。
  3. 不穏な空気に包まれる。
  4. この映画は当時の不穏な空気をよく表しています。
  5. 一瞬、部屋に不穏な空気が流れました。

「不穏な空気」とは?

不穏」を用いた表現の一つに「不穏な空気」があります。

不穏な空気」は、普段とは異なる何か好ましくないことが起こりうる雰囲気、または穏やかでない状態をいいます。

【例文】

  1. 最初から不穏な空気が流れていた。
  2. 不穏な空気を察した。
  3. ただでは済まさないという不穏な空気になった。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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