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「奮励」の意味と使い方や例文!「奮励努力」とは?(類義語)

【二字熟語】
奮励

【読み方】
ふんれい

【意味】
気力をふるい起こして、努め励むこと。

【語源・由来】
「奮」は「ふるい立つ。気力をふるう。」
「励」は「はげむ。はげます。つとめる。」

【類義語】
力行、尽力、励む、勤しむ、取組

奮励(ふんれい)の使い方

健太
ともこちゃんは多忙なのに、なんで成績がいいの?
ともこ
家業に奮励する一方で、夜は勉強に集中しているのよ。
健太
寝る暇はあるの?
ともこ
ショートスリーパーだから、三時間寝れれば十分なのよ。

奮励(ふんれい)の例文

  1. まだ築地本願寺側の僑居にあった時、わたしは大に奮励して長篇の小説に筆をつけたことがあった。(永井荷風、十日の菊)
  2. それで私は天寿の許す限り趙州の顰にならつて奮励する心組でゐる。(夏目漱石、点頭録)
  3. チームに貢献できるよう奮励努力してまいります。
  4. 今後もアスリートに肉薄する記事を書けるよう奮励努力いたします。
  5. 奮励努力してこの成功をつかんだ。

「奮励努力」とは?

奮励」を用いた表現の一つに「奮励努力(ふんれいどりょく)」があります。

奮励努力」とは、気力を奮い起こして励むことをいいます。

努める意の「努力」に「奮励」の語を添えて意味を強めた言葉です。

【類義語】
・精励恪勤(せいれいかっきん)
・獅子奮迅(ししふんじん)
・奮闘努力(ふんとうどりょく)
・勇往邁進(ゆうおうまいしん)
・力戦奮闘(りきせんふんとう)

【例文】

  1. 死ぬその瞬間まで、人間は奮励努力するべきだ。
  2. 奮励努力して一代で会社をここまで大きくした。