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「相異」の意味と使い方や例文!「相違」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
相異

【読み方】
そうい

【意味】
たがいに異なっていること。

【語源・由来】
たがいに異なる意。

【類義語】
齟齬、食い違い、相違

【対義語】
一致

相異(そうい)の使い方

ともこ
新しい空手部の部長はどう?
健太
前体制と現体制に相異があって、まだなじめないんだ。
ともこ
早くなれると良いわね。
健太
大事な大会があるから、それまでに間に合わせたいな。

相異(そうい)の例文

  1. 考え方に少しずつ相異がある。
  2. 見解の相異の一言で片づける。
  3. 性格の相異が原因で離婚することになった。
  4. 症状の出方には相異がある。
  5. 十人十色の相異があるからおもしろい。

「相異」と「相違」の違いは?

相異」と同じ読み方の語に「相違」があります。

相違」は、二つのものの間にちがいがあることという意味です。

相異」は、互いに異なっていることをいい、「相違」と同じ意味で使われます。

しかし、広辞苑を始めとして「相違」はありますが、「相異」は掲載されていない辞書が多いです。
新明解国語辞典には、「相違相異」という書き方で、「互いに異なること。ちがい。」という意味で掲載されています。

相異」は誤用ではありませんが、新聞社でも「相違」が推奨されていることから、「相違」を使った方が無難だと考えられます。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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