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「呈示」の意味と使い方や例文!「自己呈示」とは?(類義語)

【二字熟語】
呈示

【読み方】
ていじ

【意味】
①差し出して見せること。
②手形・小切手などの所持者が、支払請求のため振出人・支払人または引受人に証券を示すこと。

【語源・由来】
「呈」は「隠さずに現し出す。現れる。」
「示」は「しめす。」

【類義語】
表示、標示、指示、提示

呈示(ていじ)の使い方

健太
この前容疑者にされてしまったんだよ。
ともこ
大丈夫だったの?
健太
証拠を呈示したら、釈放してくれたんだよ。
ともこ
冤罪で死刑にならなくて良かったわね。

呈示(ていじ)の例文

  1. パスポートを呈示する。
  2. 身分証明書として、免許証を呈示する。
  3. 2つの仮説が呈示されている。
  4. 警察手帳を呈示しないこの二人は怪しい。
  5. 呈示されたデータに基づいて結論を出す。

「自己呈示」とは?

呈示」を用いた表現の一つに「自己呈示(じこていじ)」があります。

自己呈示」とは、心理学の言葉で、本来の自分を他者に見せず、自分にとって望ましい印象を与えようと意図的に振る舞うことをいいます。

対して、自分のありのままを見せることを「自己開示(じこかいじ)」といいます。

面接試験で面接官は「自己開示」を求め、多くの学生や就職活動中の人は「自己呈示」をして、自分をよく見せようと努めます。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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