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「広量」の意味と使い方や例文!「宏量」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
広量

「宏量」とも書く。

【読み方】
こうりょう

【意味】
①度量が大きいこと。心のひろいこと。また、そのさま。
②(荒涼とも書く)軽はずみに物事を行うこと。うっかりすること。また、そのさま。

【語源・由来】
「広」は「ひろげる。ひろく。」
「量」は「ちから。心の広さ。能力の大きさ。」

【類義語】
寛容

【対義語】
狭量

広量(こうりょう)の使い方

ともこ
健太くんって意外と広量なのね。
健太
意外って失礼だな。
ともこ
絶対に彼を許さないと思っていたわ。
健太
憎しみを抱えていてもお互い幸せになれないからね。

広量(こうりょう)の例文

  1. ともこちゃんは、広量な女性です。
  2. 広量な人物だから、ちゃんと話せばわかってくれる。
  3. 健太くんは、極めて広量な博愛精神をもった人です。
  4. 広量かと思いきや、些細なことにこだわる二面性がある。
  5. 社長の御広量に甘え切ってはいけない。

「広量」と「宏量」の違いは?

広量」は「宏量」とも書きます。

宏量」の「」は、「」が「代用字」です。

なので「広量」と「宏量」は、同じ意味で使います。

代用字」とは、常用漢字表にない漢字で書くべき語を、表内の同音の漢字に置き換えて書き表すときに用いる漢字をいいます。「劃然→画然」「煖房→暖房」の「画」「暖」などがあります。代用漢字ともいいます。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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