【二字熟語】
風格
【読み方】
ふうかく
【意味】
①その人の容姿や態度などに現れる品格。
②味わい。趣。
【語源・由来】
「風」は「姿やようす。」
「格」は「すがた。かたち。」
【類義語】
品格
風格(ふうかく)の使い方
あの人って、ドラマによく出ている大女優じゃない?
大女優としての風格があるね。
マスクとサングラスでも隠せない風格ね。
あれだけの風格を備えたそっくりさんなんていないだろうから、あれは本物だね。
風格(ふうかく)の例文
- デビュー前からスターのような風格がある。
- 王者の風格が備わっている。
- 風格のある字を書くね。
- 健太くんにはどことなく風格がある。
- これは風格のある文章だ。
「風格」と「貫禄」「威厳」との違いは?
「風格」に似ている語に「貫禄(かんろく)」「威厳(いげん)」があります。
「風格」と「貫禄」の違いは?
「貫禄」は、「からだつきや態度などから感じる人間的重みや風格。身に備わった威厳。」という意味です。
「見かけは貫禄たっぷりだ」というように、肥っていることをからかって使うことがあります。
「風格」は、その人の容姿や態度などに現れる品格をいいます。
対して「貫禄」は、身に備わる威厳をいいます。
「風格」は、にじみでる品のよさ、品位をいい、「貫禄」は、堂々として立派な様子を表すという違いがあります。
「風格」と「威厳」の違いは?
「威厳」は、近寄りがたいほど堂々としておごそかなことという意味です。
「風格がある」も「威厳がある」も、堂々として落ち着いていることをいいます。
しかし「威厳」には、いかめしいという意味が含まれる点が「風格」とは違います。