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「迎合」の意味と使い方や例文!「追従」との違いは?(類義語・対義語)

迎合の読み方・意味とは?(類義語・対義語)

意味

【二字熟語】
迎合

【読み方】
げいごう

【意味】
自分の考えを曲げてでも、相手の気に入るように調子を合わせること。

二字熟語の博士
「迎合」は、自分の考えを曲げてでも、相手に気に入られるように調子を合わせることだよ。
助手ねこ
本当は違う意見なのに、相手に気に入られたくて賛成するような場面で使うんだニャ。

【語源・由来】
「迎」には「迎える」、「合」には「合わせる」という意味があります。「迎合」は、相手の意向に合わせること、特に相手の機嫌を取るために自分の意見まで曲げることを指します。

【類義語】
おもねる、こびへつらう、機嫌を取る、調子を合わせる(似ていても、使われる場面や語感には違いがあります)

【対義語】
決まった一語の対義語はありません。文脈によって「自分の考えを貫く」「迎合せずに意見を述べる」などが対照的な表現になります。

迎合(げいごう)の解説

カンタン!解説
解説

「迎合(げいごう)」は、自分の考えを曲げてでも、相手が気に入るように言動を合わせることです。

例えば、会議で本当は別の案がよいと思っているのに、上司の機嫌を損ねたくないために賛成する場合、「上司の意見に迎合する」と表せます。

ただし、相手の意見をよく聞き、納得したうえで協力することまで「迎合」と呼ぶわけではありません。「迎合」には、自分の意見や信念を曲げて相手に合わせるという、批判的なニュアンスがあります。

迎合(げいごう)の使い方

ともこ
文化祭の出し物、健太くんは何を提案したの?
健太
本当は演劇がいいと思ってたけど、みんなが屋台を希望していて……。
ともこ
そうなんだ。自分の意見は伝えたの?
健太
反対されたくなくて、みんなに迎合してしまったんだ。次は自分の考えも話すよ。

迎合(げいごう)の例文

例文
  1. 周囲の目は気になったが、みんなの意見に迎合するのは嫌だった。
  2. 世間に迎合して生きていく。
  3. スポンサーの意見に迎合する。
  4. 彼は流行に迎合するだけでなく、自分の考えも大切にした。
  5. 彼は上司の意見に迎合し、本来の提案を取り下げた。

迎合の文学作品などの用例

  1. ・・・、慌てて時代の風潮に迎合するというのも、思えば醜体だ。不良少年は・・・ 織田作之助「世相」

  2. ・・・と楽しさとは、二人に迎合して遊ばせてくれた。轡を並べて遠乗をして・・・ 著:ダビットヤーコプ・ユリウス 訳:森鴎外「世界漫遊」

  3. ・・・な民衆イデオロギーに迎合するものであろう。その中で比較的成効して・・・ 寺田寅彦「音楽的映画としての「ラヴ・ミ・トゥナイト」」

「迎合」と「追従」の違いを解説

「迎合」は、自分の考えを曲げてでも相手に気に入られるように合わせることです。一方、「追従」には読み方によって異なる意味があります。

  • 追従(ついじゅう):人の後についていくこと。また、人の意見や方針に従うこと。
  • 追従(ついしょう):相手にこびへつらい、気に入られるように振る舞うこと。「お追従を言う」など。
  • 迎合(げいごう):相手に気に入られるため、自分の考えを曲げてでも調子を合わせること。

例えば「方針に追従する(ついじゅう)」は、その方針に従うことを表します。「相手に追従する(ついしょう)」は、相手にお世辞を言うなどの振る舞いを指します。これらの用法と「迎合」には意味が重なる部分もあります。

「追従する人は自分の意見を持っていない」とは限りません。また、誰かの考えに賛成すること自体が「迎合」になるわけでもありません。相手に合わせた理由や態度が、使い分けのポイントです。

二字熟語の博士
「追従」は「ついじゅう」と「ついしょう」で意味が変わり、「迎合」と重なる場合もある言葉だよ。
助手ねこ
「ついしょう」はおべっかを使う意味で、「ついじゅう」は人の後について従う意味なんだニャ。
「追従」の読みを確認すると、意味を区別しやすくなります。「迎合」は、相手に気に入られるために自分の考えを曲げる点に注目した言い方です。
ABOUT US
北澤篤史漢字熟語・二字熟語の専門家
漢字熟語・二字熟語の意味や使い分けを研究・解説する専門家。ことわざ学会理事、2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(いずれも講談社)がある。
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