概要の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
概要
【読み方】
がいよう
【意味】
あらまし。大要。大略。概略。
全部詳しく知るのは大変やから、さっと要点だけ知りたいときに使うんやな。これは、ざっくりとした話の流れやポイントを理解するのに役立つんやな。
【語源・由来】
「概」は「おおむね。おおよそ。だいたい。あらまし。」「要」は「かなめ。大切なところ。」
【類義語】
概略、大筋、大要、あらまし
【対義語】
詳細、明細、細目
概要(がいよう)の解説
「概要」という言葉は、物事や出来事の大切なポイントをまとめて簡単に説明したものを指すんだよ。
読んだ本や見た映画の内容を、長々と詳しく話す代わりに、要点だけを簡潔に話すことを考えてみて。それがまさに「概要」なんだ。すごく分かりやすく言えば、長い話を短くして、大事な部分だけを伝えること。みんなに「これが大体の内容だよ」と伝えるときに使う言葉なんだ。
例えば、ニュース番組で大きな事件が起こったとき、その事件の全体の流れや最も重要な情報だけを取り上げて短く伝えることを「事件の概要」と言ったりするよ。
ちなみに、「概要」っていうのはもともと「大要」という言葉からきているんだよ。「大要」は大切なポイントや要点のこと。また、「あらまし」という言葉も「概要」と同じような意味で使われることがあって、物事の流れや内容を短く説明したものを指すんだ。
だから、「概要」という言葉は、何かの大事な部分や要点を短くまとめて、簡単に伝えることを表しているんだね。
概要(がいよう)の使い方
概要(がいよう)の例文
- お楽しみにしておきたいところですが、概要だけ説明します。
- 概要だけならHPで公開されています。
- 今から作戦の概要をお話しします。
- ニュースで事件の概要が報じられた。
- 概要の報告は受けているが、詳細は聞いていない。
概要の文学作品などの用例
-
・・・門外から窺い見てその概要を知る事も容易ではない。のみならずおのお・・・ 寺田寅彦「科学上における権威の価値と弊害」
「概要」と「内容」の違いを解説
「概要」に似た言葉に「内容」があります。
「内容」は、
ある形をとって現れているものの中にある事柄や物。
①物の中身。
②事物・現象を成り立たせている実質や意味。
という意味です。
「概要」は「あらまし。大要。大略。概略。」という意味です。
ビジネスでは「概要」、日常では「内容」をよく使います。
「概要」と「内容」の違いは、
「概要」は「概ねの内容」(例:会社の概要)
「内容」は「話・文章などで表現されている事柄の中身全体」(例:手紙の内容を公開する)
ということです。
一方、「内容」は幅広い意味を持つ言葉で、最も基本的には容器や包みの中に入っているもの、つまり中身を意味する。だけど、文章や話の場合、伝えたい情報や事柄を指すんだ。哲学の文脈では、事物や事象の実質や意味を指すこともあるよ。
一方の「内容」は、もっと具体的やな。文章や話の「なかみ」を詳しく知りたいときや、物の中に何が入ってるかを知りたいときに使うんやな。結局、どちらも何かの「中身」や「要点」を伝えるための言葉やけど、使われる文脈やニュアンスがちょっと違うってことやね。
つまり、大きな話や情報の要点や概略を示すものだね。