【二字熟語】
催促
【読み方】
さいそく
【意味】
物事を早くするようにうながすこと。督促。
【語源・由来】
「催」も「促」も、「うながす。せきたてる。」
「後漢書」儒林伝上、楊倫
【類義語】
督促
催促(さいそく)の使い方
健太くん。犬の散歩に行くの?
催促がましく、リードを加えて玄関前に座っているんだもん。
賢い犬ね。
僕に似て賢くて困るよ。
催促(さいそく)の例文
- 原稿の催促をする。
- 返答を催促する。
- 借金の返済を催促する。
- 頼んだピザが来ないので催促した。
- 催促しないと貸した本を返してくれない。
「催促」と「督促」の違いは?
「催促」に似ている語に「督促(とくそく)」があります。
「督促」とは
①約束の履行 (りこう) や物事の実行をうながすこと。せきたてること。
②税法上、租税が期限までに納付されない場合、その納付を催告する行為。また、強制徴収の認められる公法上の金銭債権についても行われる。
という意味です。
「催促」も「督促」も、「早くするようにせき立てること。早くするよう要求すること。」という意味です。
しかし「催促」は、「親に誕生日プレゼントを催促する」のように、「督促」ほどせき立てる意味はなく、日常生活で使われます。
対して「督促」は、きびしい「催促」をいい、特に金銭関係の処理を求める場面で使われます。