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「催促」の意味と使い方や例文!「督促」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
催促

【読み方】
さいそく

【意味】
物事を早くするようにうながすこと。督促。

【語源・由来】
「催」も「促」も、「うながす。せきたてる。」
「後漢書」儒林伝上、楊倫

【類義語】
督促

催促(さいそく)の使い方

ともこ
健太くん。犬の散歩に行くの?
健太
催促がましく、リードを加えて玄関前に座っているんだもん。
ともこ
賢い犬ね。
健太
僕に似て賢くて困るよ。

催促(さいそく)の例文

  1. 原稿の催促をする。
  2. 返答を催促する。
  3. 借金の返済を催促する。
  4. 頼んだピザが来ないので催促した。
  5. 催促しないと貸した本を返してくれない。

「催促」と「督促」の違いは?

催促」に似ている語に「督促(とくそく)」があります。

督促」とは
①約束の履行 (りこう) や物事の実行をうながすこと。せきたてること。
②税法上、租税が期限までに納付されない場合、その納付を催告する行為。また、強制徴収の認められる公法上の金銭債権についても行われる。

という意味です。

催促」も「督促」も、「早くするようにせき立てること。早くするよう要求すること。」という意味です。

しかし「催促」は、「親に誕生日プレゼントを催促する」のように、「督促」ほどせき立てる意味はなく、日常生活で使われます。

対して「督促」は、きびしい「催促」をいい、特に金銭関係の処理を求める場面で使われます。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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