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「銷魂」の意味と使い方や例文!「黯然銷魂」とは?(類義語)

【二字熟語】
銷魂

「消魂」とも書く。

【読み方】
しょうこん

【意味】
①驚きや悲しみのあまり、気力を失うこと。
②我を忘れて物事にふけること。

【語源・由来】
「銷」は「消える。消す。」
「魂」は「たましい。人の生命をつかさどる精気。」

【類義語】
大腐り、力落とし、落胆、挫折、失望、絶望、絶念、悲観、自棄

銷魂(しょうこん)の使い方

健太
世の中銷魂なニュースが多いよね。
ともこ
そうね。なんとかしたいけれども、個人の力ではどうにもできないことばかりよね。
健太
だからって銷魂としているだけでは、この世の中は変わらないよね。
ともこ
そうよ。前向きに生きましょう。

銷魂(しょうこん)の例文

  1. 結果を聞き、黯然銷魂とした気持ちになった。
  2. 黯然銷魂とした気分なので放っておいてください。
  3. 盟友の死を知り、黯然銷魂となった。
  4. 会社が倒産して黯然銷魂としている。
  5. 健太くんは、テレビゲームに銷魂している。

「黯然銷魂」とは?

銷魂」を用いた表現の一つに、「黯然銷魂(あんぜんしょうこん)」があります。

黯然銷魂」とは、 悲しみや愁いに気力を失くすさまをいいます。

黯然銷魂」の「黯然」は、「暗然」とも書き、
①暗いさま。また、黒いさま。
②悲しくて心のふさぐさま。

とう意味です。

黯然銷魂」は、悲しみのあまり悄然として魂が抜けた状態をいう語です。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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