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「霹靂」の意味と使い方や例文!「青天の霹靂」とは?(類義語)

【二字熟語】
霹靂

【読み方】
へきれき

【意味】
①かみなり。いかずち。雷鳴。
②雷が激しく鳴ること。落雷すること。また、大きな音が響き渡ること。

【語源・由来】
「霹」は「はげしく鳴りひびく雷。」
「靂」は、はげしい雷の「霹靂(ヘキレキ)」に用いられる字。

【類義語】
天声、電光、雷

霹靂(へきれき)の使い方

ともこ
校長先生が学校をやめるって聞いた?
健太
青天の霹靂だったね。
ともこ
全然やめるような素振りを見せなかったわよね。
健太
病気で急に決まったらしいよ。

霹靂(へきれき)の例文

  1. 青天の霹靂のごとく世の中を震撼させた大事件だ。
  2. 彼の辞表は青天の霹靂だった。
  3. 霹靂のごとく健太くんの家族に不幸が降りかかった。
  4. 健太くんは、霹靂にうたれたような顔をしている。
  5. 青天の霹靂というべきニュースが伝わった。

「青天の霹靂」とは?

霹靂」は「青天の霹靂(せいてんのへきれき)」ということわざで知られています。

出典は陸游「九月四日鶏未鳴起作」からです。晴れ渡った空に突然起こる雷のことをいう言葉で、「急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。」という意味です。

「晴天の霹靂」と書くのは誤り。

【例文】

  1. 会社が倒産するというニュースは青天の霹靂だった。
  2. 二人の結婚発表は、まさに青天の霹靂だった。
  3. 転勤命令は彼にとって青天の霹靂だった。