【二字熟語】
嘆息
「歎息」とも書く。
【読み方】
たんそく
【意味】
悲しんだりがっかりしたりして、ため息をつくこと。また、そのため息。
【語源・由来】
「嘆」は「悲しんで、はあとため息をつく。なげく。」
「息」は「いき。いきをする。」
【類義語】
ため息、吐息
【対義語】
歓喜
嘆息(たんそく)の使い方
健太くん。朝から嘆息をもらしてばかりね。
最近、嘆かわしいことが多いからね。
嘆息すると幸せが逃げるって言うわよ。
そうだね。上を向いて笑っていよう。
嘆息(たんそく)の例文
- 彼の悲報を聞いて嘆息した。
- ゲーム終了のホイッスルを聞いて、健太くんは、天を仰いで嘆息しました。
- 悪い予感が外れることはなかったのだと知り、長い長い嘆息をもらした。
- しゃがみこんだ健太くんは、疲労の滲んだ嘆息をもらした。
- 自分の力不足を思い知って嘆息したのだった。
「嘆息をもらす」とは?
「嘆息をもらす」の「もらす」は、ここでは、「心中の思いを口に出していう。また、感情を思わず表情や声に出す。」という意味です。
「嘆息をもらす」とは、悲しんだりがっかりしたりして、思わずため息をつくことをいいます。
【例文】
- テストの結果を見て嘆息をもらした。
- 好転しない現況を思って嘆息をもらした。
- 老後のことを考えると嘆息をもらしてしまう。