【二字熟語】
度肝
「度胆」とも書く。
【読み方】
どぎも
【意味】
きもを強めていう語。きもったま。
【語源・由来】
「度」は「後に続く言葉を強調する接頭語」
「肝」は「五臓の一。きも。」
【類義語】
(「度肝を抜く」の類義語)びっくり仰天、たまげる
度肝(どぎも)の使い方
スカイツリーって、この目で見たのは初めてだよ。
度肝を抜かれる大きさね。
鳩が飛ぶ高度が100mくらいなんだって。それに対してスカイツリーは634mだって。
すごい高さよね。
度肝(どぎも)の例文
- 子供たちは、フランケンシュタインのリアルな仮装をしている先生に度肝を抜かれた。
- その家は、奇抜な外観で見る人の度肝を抜いた。
- 彼は、移籍後、度肝を抜くような活躍をした。
- 白昼堂々行うという大胆な犯罪に度肝を抜かれた。
- ともこちゃんの手品のあざやかさに、本当に魔法を使っているんじゃないかと度肝を抜かれた。
「度肝を抜かれる」とは?
「度肝」を用いた表現の一つに「度肝を抜かれる」があります。
「度肝を抜かれる」とは、ひどくびっくりさせられるという意味です。
【例文】
・奇襲攻撃をかけられ、度肝を抜かれた。
・無理だと思われた計画をすべて実現させた健太くんに度肝を抜かれた。
【(度肝を抜く)の類義語】
・生き肝を抜く
・泡を吹かせる
「度肝を抜かれる」は褒め言葉?
「度肝を抜かれる」は、「健太くんの強さに度肝を抜かれる」「ド迫力のカメラワークに度肝を抜かれる」など、すごい技術や才能に驚かされるというニュアンスの褒め言葉で使われることが多いです。
しかし「ド派手な登場でファンは度肝を抜かれた」のように、単に、ひどく驚かされたという意味で使われることも多いです。
ことわざ「度肝を抜く」には、元々、褒め言葉の意味は含まれません。