獲得の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
獲得
【読み方】
かくとく
【意味】
手に入れること。努力して自分のものにすること。
たとえば、おもちゃが欲しいから、お小遣いをためて買うみたいな感じやな。要するに、努力して自分のものにすることやねんな。
【語源・由来】
「獲」は「動物などをつかまえて手に入れる。」
「得」は「手に入れる。」
【類義語】
取得、入手
【対義語】
喪失、天性
獲得(かくとく)の解説
「獲得」という言葉は、何かを手に入れるということ、または自分の努力や行動によって手にすることを表す言葉なんだよ。
たとえば、長時間勉強して、難しい試験に合格すると、その試験の資格を「獲得した」と言うことができるんだ。それは、自分の努力や頑張りによってその資格を手に入れた、つまり「獲得した」ということだよ。
「自由を獲得する」っていうのは、何かの制約や束縛から解放されて、自由を手に入れることを意味しているんだね。また、「政権獲得」というのは、選挙や何らかの方法で政府のトップの地位や権力を手に入れることを指しているよ。
だから、「獲得」という言葉は、努力や行動を通して何かを手に入れる、もしくは自分のものにすることを表しているんだね。
獲得(かくとく)の使い方
獲得(かくとく)の例文
- 革命を起こし自由を獲得することに成功した。
- 今回のオリンピックでは、是が非でも金メダルを獲得したい。
- ともこちゃんは、その類まれなるかわいらしさでファンを獲得していきました。
- グランプリを獲得した映画の上映会を行います。
- 試合の終盤で二点を獲得し逆転することができました。
獲得の文学作品などの用例
-
・・・日の間に、遅々として獲得するよりほかに方法はない。 こゝに初めて・・・ 小川未明「文章を作る人々の根本用意」
「獲得」と「取得」の違いを解説
「獲得」に似ている語に「取得(しゅとく)」があります。
「取得」とは、「手に入れること。ある資格・権利・物品などを自分のものとして得ること。」という意味です。
「獲得」も「取得」も、自分のものにすることをいいます。
しかし「獲得」は、簡単には得られないものを苦心・努力の結果手に入れることをいいます。
対して「取得」は、一定の手続きを経て自分のものにすることをいう点が違います。
一方、「取得」は、資格や権利、物品などを正式に自分のものとして手に入れることを意味するんだよ。例えば、免許や特許を取るときなどに使われる言葉だね。
「取得」はもうちょっと公式な感じで、例えば免許試験に合格して免許を「取得」する、とか。特定の資格やものをしっかりと自分のものにする時に使うんやな。おっけー、これでばっちり理解できたわ!