【二字熟語】
巧拙
【読み方】
こうせつ
【意味】
たくみなことと、つたないこと。じょうずとへた。
【語源・由来】
「巧」は「立派な仕事。手柄。」
「拙」は「積み重ねた仕事やその結果。」
【類義語】
優劣
巧拙(こうせつ)の使い方
健太くん。これを写してほしいの。
僕は字がうまくないよ。
字の巧拙は問わないわ。読むことが出来ればいいの。
かろうじて読むことが出来るかもしれない。できるだけきれいに書くようにするよ。
巧拙(こうせつ)の例文
- やる気があればいい、作品の巧拙は問いません。
- 経営戦略の巧拙が問われる時代だ。
- データ検索の巧拙が論文作成に費やす時間を大きく左右する。
- 素人の僕には、技術的な巧拙は分からなかった。
- FRBの政策の巧拙は、世界経済の行方も大きく左右する。
「こうせつ」と「こうしゅつ」正しい読み方は?
「巧拙」は「こうせつ」と読みます。
「巧拙」の「拙」が「出(しゅつ)」と似ているため間違えやすいですが「こうしゅつ」とは読みません。
「巧拙」の「拙」は、音読みで「セツ」、訓読みで「つたない、まずい」と読みます。「しゅつ」とは読みません。