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「双璧」の意味と使い方や例文!「双璧をなす」とは?(類義語)

【二字熟語】
双璧

【読み方】
そうへき

【意味】
①一対の宝玉。
②ともにすぐれていて優劣のつけがたい二つのもの。

【語源・由来】
「双」は「ふたつ。ペア。」
「壁」は「すぐれたもの。」
一対の宝玉の意から。

【類義語】
両雄

双璧(そうへき)の使い方

健太
この作家とこの作家、どっちが好き?
ともこ
文壇の双璧をなす二人だから、甲乙つけがたいわ。
健太
どっちも直木賞の候補になってるんだよ。
ともこ
審査員も迷うでしょうね。

双璧(そうへき)の例文

  1. ダヴィンチとミケランジェロは、ルネサンス期の双璧だ。
  2. 森鴎外と夏目漱石は、明治期の文壇の双璧とされてる。
  3. あの二人は、日本画壇の双璧です。
  4. 両家は、最有力貴族の双璧として知られている。
  5. この中学校は、関西の有名中学校とともに双璧とされてる。

「双璧をなす」とは?

双璧」を用いた表現の一つに、「双璧をなす」があります。

双璧をなす」とは、二つのものが、優劣なく同じように優れていることをいいます。

【例文】
・第二次世界大戦までは、アメリカと双璧をなしてた。
・その二社が、電子マネーの双璧をなす
・ヒロインと双璧をなす人気のキャラクターです。