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「事柄」の意味と使い方や例文!「物事」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
事柄

【読み方】
ことがら

【意味】
①物事の内容・ようす。また、物事そのもの。
②《「こつがら(骨柄)」の音変化という》人物のありさま。体格。品格。

【語源・由来】
「事」は「こと。」
「柄」は「がら。性質。種類。状態。」

【類義語】
事、物事

事柄(ことがら)の使い方

ともこ
今日は、このレストランに行きましょう。
健太
ここは、ドレスコードとか守るべき事柄が多いレストランじゃないか。
ともこ
守る事柄が多い分、味は抜群においしいのよ。
健太
気疲れして味が分からないんじゃないかな。

事柄(ことがら)の例文

  1. 日本人も小学生の頃からお金に関する事柄をしっかり学ぶべきだ。
  2. 人材の流出は国内開発に最も影響する事柄です。
  3. 新入社員に今後懸念される事柄について聞いてみる。
  4. どんな人にもどうにもならない事柄があります。
  5. 健太くんは、誰にも言ったことが無い事柄をともこちゃんに話した。

「事柄」と「物事」の違いは?

事柄」に似ている語に「物事(ものごと)」があります。

物事」は、「物と事。もろもろの物や事柄。」という意味です。

事柄」も「物事」も、行為、状態、事象などを表現する語として使われます。

しかし「事柄」は、主に、内容やありさまをいいます。

対して「物事」は、行為に関することをいう点が違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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