【二字熟語】
古風
【読み方】
こふう
【意味】
①古い習慣や流儀。昔風の考え方や、やり方。また、そのさま。
②古体の漢詩。古詩。
③俳諧で、談林派が自己の作風を当風と称したのに対して、貞門の俳風をいう。
【語源・由来】
「古」は「いにしえ。むかし。」
「風」は「人々に影響を与えてなびかせること。感化力。また、習わしや様式。」
【類義語】
古典的
【対義語】
今風
古風(こふう)の使い方
健太くん。明日は学校が休みだけど暇?
明日は、家で大事な儀式があるんだ。
家で儀式をするの?
古風なしきたりを守る家で、毎月、何らかの儀式があるんだよ。
古風(こふう)の例文
- この家は、財産は長子が相続するという古風を守っている。
- その古風な建物が市の図書館です。
- きらきらネームの流行が一段落し、古風な名前が流行ってます。
- 健太くんの家には古風な柱時計がある。
- ともこちゃんは年齢のわりに古風な人だ。
「古風な人」とは?いい意味or悪い意味?
「古風」を用いた表現の一つに「古風な人(こふうなひと)」があります。
「古風な人」とは、昔ながらのやり方を保っている人という意味です。
「古風な人」は、奥ゆかしい意でも時代遅れの意にも用いられるのでいい意味、悪い意味両方で使うことができます。
【いい意味】
・古風な人は、男性にとって魅力的な女性と言える。
【悪い意味】
・彼は頑固で保守的な古風な人です。