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「散財」の意味と使い方や例文!「浪費」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
散財

【読み方】
さんざい

【意味】
不必要なことに金銭をつかうこと。また、いろいろなことで金銭を多く費やすこと。

【語源・由来】
「散」は「財物をばらまくように使う。」
「財」は「値うちのあるもの。有用な物質や金銭。たから。」

【類義語】
浪費、蕩尽、豪遊

【対義語】
蓄財、貯蓄、貯金

散財(さんざい)の使い方

健太
今日は、散財してしまったね。
ともこ
安かったから長い目で見ればいい買い物だったわ。
健太
そうだね。いいものを安く買うことができてうれしいよ。
ともこ
しばらく倹約生活しないとね。

散財(さんざい)の例文

  1. デパートで散財してストレスを発散する。
  2. 老後の心配なんて後回し、みんなで散財して経済を回そう。
  3. 横領した金は、借金の返済やギャンブルなどに散財したという。
  4. 健太くんは、親の遺産で遊び暮らして散財しすぎて、今は一文無しだ。
  5. ともこちゃんには、とんだ散財かけてすまなかった。

「散財」と「浪費」の違いは?

散財」に似ている語に「浪費(ろうひ)」があります。

浪費」とは、「金銭・時間・精力などをむだに使うこと。むだづかい。」という意味です。

散財」も「浪費」も、度を越えて使うことをいいます。

しかし「散財」は、金銭に対して使います。

対して「浪費」は、金銭だけでなく時間や精力にも使う点が違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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