【二字熟語】
散財
【読み方】
さんざい
【意味】
不必要なことに金銭をつかうこと。また、いろいろなことで金銭を多く費やすこと。
【語源・由来】
「散」は「財物をばらまくように使う。」
「財」は「値うちのあるもの。有用な物質や金銭。たから。」
【類義語】
浪費、蕩尽、豪遊
【対義語】
蓄財、貯蓄、貯金
散財(さんざい)の使い方
今日は、散財してしまったね。
安かったから長い目で見ればいい買い物だったわ。
そうだね。いいものを安く買うことができてうれしいよ。
しばらく倹約生活しないとね。
散財(さんざい)の例文
- デパートで散財してストレスを発散する。
- 老後の心配なんて後回し、みんなで散財して経済を回そう。
- 横領した金は、借金の返済やギャンブルなどに散財したという。
- 健太くんは、親の遺産で遊び暮らして散財しすぎて、今は一文無しだ。
- ともこちゃんには、とんだ散財かけてすまなかった。
「散財」と「浪費」の違いは?
「散財」に似ている語に「浪費(ろうひ)」があります。
「浪費」とは、「金銭・時間・精力などをむだに使うこと。むだづかい。」という意味です。
「散財」も「浪費」も、度を越えて使うことをいいます。
しかし「散財」は、金銭に対して使います。
対して「浪費」は、金銭だけでなく時間や精力にも使う点が違います。