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「支度」の意味と使い方や例文!「仕度」「準備」「用意」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
支度

「仕度」とも書く。

【読み方】
したく

【意味】
①予定されている物事を実行するのに必要なものをそろえること。準備。用意。
②外出するために身なりを整えること。身じたく。
③食事をすること。

【語源・由来】
「支」も「度」も、はかる意。それだけあるか、必要か見積もる意。

【類義語】
準備

支度(したく)の使い方

ともこ
支度が整ったら携帯電話に連絡をちょうだい。
健太
分かったよ。図書館で待っていてね。
ともこ
図書館ではマナーモードにしているから気が付かないかもしれないわ。その時は図書館まで来てね。
健太
分かったよ。急いで支度するよ。

支度(したく)の例文

  1. ともこちゃんは、支度金がないから結婚できないという。
  2. ともこちゃんは、外出前の支度がやたら長くて困る。
  3. 早く支度をしないと遅刻するわよ。
  4. ともこちゃんは、いつも食事の支度を手伝っている。
  5. そろそろ冬をしないといけない時期だ。

「支度」と「仕度」「準備」「用意」の違いは?

支度」は「仕度」とも書きます。また、「支度」に似ている語に「準備(じゅんび)」「用意(ようい)」があります。

「支度」と「仕度」の違いは?

仕度」は、「支度」の当て字です。

当て字」とは、「日本語を漢字で書く場合に、漢字の音や訓を、その字の意味に関係なく当てる漢字の使い方。狭義には、古くから慣用の久しいものについていう。」という意味です。

なので「支度」も「仕度」も同じ意味です。

「支度」と「準備」の違いは?

準備」は、物事をする前あることを行うにあたって、前もって整えておくことをいいます。

支度」も「準備」も、あることを行うにあたって、前もって整えておくことをいいます。

しかし「支度」は日常会話で、食事や服装についていうことが多く、「準備」よりもやや話し言葉的な表現である点が違います。

「支度」と「用意」の違いは?

用意」は、
①前もって必要なものをそろえ、ととのえておくこと。したく。
②細かいところまで気を配ること。用心。

という意味です。

支度」も「用意」も、あることを行うにあたって、前もって整えておくことをいいます。

しかし「支度」は日常会話で、食事や服装についていうことが多く、「用意」よりもやや話し言葉的な表現である点が違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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