【二字熟語】
瞬時
【読み方】
しゅんじ
【意味】
またたく間 (ま) 。ほんのわずかな時間。瞬間。
【語源・由来】
「瞬」は「まばたきをする。また、それほどの短い時間。」
「時」は「月日の移りかわり。その間の一点。とき。」
【類義語】
瞬間、一瞬、刹那
【対義語】
永遠
瞬時(しゅんじ)の使い方
健太くん。見ててね。
えっ。手の上に居た鳩が瞬時にして消え失せたよ。
すごいでしょう。ほら見てて。
うおおおお。次は瞬時に現れたよ。どうなっているんだ。
瞬時(しゅんじ)の例文
- 瞬時の出来事でちゃんと見ていなかった。
- 子供が小さいうちは、瞬時も油断ができない。
- 相手の動きに瞬時に反応して守りつつ攻撃を仕掛ける。
- 瞬時にすべての計算をやってのけるコンピューターにはかなわない。
- インターネットが普及し、情報は瞬時に世界を駆け巡る。
「瞬時」と「一瞬」「瞬間」の違いは?
「瞬時」に似ている語に「一瞬(いっしゅん)」「瞬間(しゅんかん)」があります。
「瞬時」と「一瞬」の違いは?
「一瞬」は、「一度またたきをするほどの、きわめてわずかな時間。刹那 (せつな) 。副詞的にも用いる。」という意味です。
「瞬時」も「一瞬」も、ごくわずかな間をいいます。
しかし「瞬時」の方が、文章語的で、「一瞬」は、一般的に日常会話で使われます。
「瞬時」と「瞬間」の違いは?
「瞬間」は、またたきをする間の意から、「きわめて短い時間。またたく間。また、何かをした、そのとたん。」という意味です。
「瞬時」も「瞬間」も、ごくわずかな間をいいます。
しかし「瞬間」は、「買おうと手を伸ばした瞬間に売りきれた」のように、連体修飾語を受けて、ちょうどその時の意味で使うことが多い点が違います。