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「瞬時」の意味と使い方や例文!「一瞬」「瞬間」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
瞬時

【読み方】
しゅんじ

【意味】
またたく間 (ま) 。ほんのわずかな時間。瞬間。

【語源・由来】
「瞬」は「まばたきをする。また、それほどの短い時間。」
「時」は「月日の移りかわり。その間の一点。とき。」

【類義語】
瞬間、一瞬、刹那

【対義語】
永遠

瞬時(しゅんじ)の使い方

ともこ
健太くん。見ててね。
健太
えっ。手の上に居た鳩が瞬時にして消え失せたよ。
ともこ
すごいでしょう。ほら見てて。
健太
うおおおお。次は瞬時に現れたよ。どうなっているんだ。

瞬時(しゅんじ)の例文

  1. 瞬時の出来事でちゃんと見ていなかった。
  2. 子供が小さいうちは、瞬時も油断ができない。
  3. 相手の動きに瞬時に反応して守りつつ攻撃を仕掛ける。
  4. 瞬時にすべての計算をやってのけるコンピューターにはかなわない。
  5. インターネットが普及し、情報は瞬時に世界を駆け巡る。

「瞬時」と「一瞬」「瞬間」の違いは?

瞬時」に似ている語に「一瞬(いっしゅん)」「瞬間(しゅんかん)」があります。

「瞬時」と「一瞬」の違いは?

一瞬」は、「一度またたきをするほどの、きわめてわずかな時間。刹那 (せつな) 。副詞的にも用いる。」という意味です。

瞬時」も「一瞬」も、ごくわずかな間をいいます。

しかし「瞬時」の方が、文章語的で、「一瞬」は、一般的に日常会話で使われます。

「瞬時」と「瞬間」の違いは?

瞬間」は、またたきをする間の意から、「きわめて短い時間。またたく間。また、何かをした、そのとたん。」という意味です。

瞬時」も「瞬間」も、ごくわずかな間をいいます。

しかし「瞬間」は、「買おうと手を伸ばした瞬間に売りきれた」のように、連体修飾語を受けて、ちょうどその時の意味で使うことが多い点が違います。