【二字熟語】
賞賛
「称賛」「称讃」「賞讃」とも書く。
【読み方】しょうさん
【意味】
褒めたたえること。
【語源・由来】
「賞」は「ほめる。ほめたたえる。」
「賛」は「ほめたたえる。」
【類義語】
賛辞、礼賛、嘉尚、讃歎、褒讃、讃嘆、激賞
【対義語】
罵倒、悪罵、叱責、悪口、嘲笑、論難、詰責、非難
賞賛(しょうさん)の使い方
彼らの地道な活動は賞賛に値するね。
しかもその活動はボランティアなのよね。
無償で活動を継続することができるって、賞賛されるべきことだよね。
惜しみない賞賛の拍手を送るわ。
賞賛(しょうさん)の例文
- 彼は父親としては駄目だが、政治家としては賞賛することができる。
- 観客は彼女の踊りに感動し、賞賛の拍手を送った。
- 健太くんの功績は、世間から賞賛されました。
- これだけの成果を得た経過を考えると、賞賛に値する。
- 彼の才能には、世界中から惜しみない賞賛が送られました。
「賞賛」と「称賛」「賛美」「礼賛」の違いは?
「賞賛」は「称賛」とも書きます。また、似ている語に「賛美(さんび)」「礼賛(らいさん)」があります。
「賞賛」と「称賛」の違いは?
「称賛」の「称」は、「たたえる。ほめる。」という意味です。
「賞賛」の「賞」と同じ意味であるため、「賞賛」も「称賛」も、同じ使い方をします。
「賞賛」と「賛美」の違いは?
「賛美」は、ほめたたえることという意味です。
「賞賛」も「賛美」も、ほめたたえることをいいます。
しかし「賞賛」は、主に、人のすぐれた行為や業績に対して使います。
対して「賛美」は、「賛美歌」のように、偉大なものや神聖なものをたたえる意味で使う点が「賞賛」と違います。
「賞賛」と「礼賛」の違いは?
「礼賛」は、
①すばらしいものとして、ほめたたえること。また、ありがたく思うこと。
②仏語。仏・法・僧の三宝 (さんぼう) を礼拝 (らいはい) し、その功徳 (くどく) をたたえること。また、その行事。
という意味です。
「賞賛」も「礼賛」も、ほめたたえることをいいます。
しかし「礼賛」は、ありがたく思ってほめたたえるという意味である点が違います。