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「竦然」の意味と使い方や例文!「悚然」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
竦然

「悚然」とも書く。

【読み方】
しょうぜん

【意味】
ひどく恐れるさま。ぞっとしてすくむさま。

【語源・由来】
「竦」は「おそれる。びくびくする。」
「然」は「状態を表す形容詞のあとに添える語。」

【類義語】
慄然、戦慄、恐怖

竦然(しょうぜん)の使い方

健太
ともこちゃん。お化けがいるよ。
ともこ
竦然として立ちすくんでしまうわね。
健太
念仏を唱えればいいのかな。
ともこ
竦然として立ちすくんでいるより効果がありそうね。

竦然(しょうぜん)の例文

  1. 見たものは誰でも竦然とするような光景だった。
  2. 子供たちを健全に育成するための部活動に暴力がはびこっていることに竦然とする。
  3. 世界は核時代の現実に竦然とした。
  4. 観客はそのクライマックスに竦然とさせられた。
  5. ロシア軍の残虐な行為に世界中が竦然とする。

「竦然」と「悚然」の違いは?

竦然」は「悚然」とも書きます。

悚然」の「」は、「おそれる。びくびくする。」という意味で、「竦然」の「」と同じです。

なので「竦然」と「悚然」は同じ意味です。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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