【二字熟語】
正味
【読み方】
しょうみ
【意味】
①余分なものを取り除いた、物の本当の中身。
②風袋を除いた、商品だけの目方。
③実質的な数量。
④掛け値のない値段。また、仕入れの値段。正味値段。
⑤表面に現れない、隠された本当のところ。
【語源・由来】
正味値段の略。
【類義語】
実数
【対義語】
婉曲
正味（しょうみ）の使い方
ともこちゃん。インタビューされたんでしょう？
インタビューは30分くらいされたんだけど、カットされて正味5分の出演だったわ。
そんなにカットされたの。
カットされたのに、ちゃんと言いたいことがまとまっているんだからプロの編集ってすごいわよね。
正味（しょうみ）の例文
- そのリチウムイオンバッテリーは、蓄電容量は82kWh、正味容量は77kWhです。
- 2040年までに、温室効果ガスの排出総量を正味ゼロにすることを目指している。
- かぼちゃパイに使うかぼちゃは、正味150g用意してください。
- 1日目の午前中、2日目の午前中しか観光することができなかったので、正味一日です。
- 正味10万円の利益といったところですね。
関西弁「正味な話」とは？
「正味」は、関西弁で「正味な話」という表現で使われます。
「正味な話」とは、「しょうみなはなし」と読み、正直なところ、正直言ってという意味です。
漫才ブーム生み出した漫才師横山やすし師匠の名セリフの一つです。
