【二字熟語】
先鞭
【読み方】
せんべん
【意味】
他に先んじて着手すること。
【語源・由来】
「晋書」劉琨伝の「常に恐る祖生の吾 れに先んじて鞭を著くるを」から。
【類義語】
草分け
【対義語】
後手
先鞭(せんべん)の使い方
あっ。この人のことを知っているよ。
日本におけるUFOや超能力のテーマに先鞭を着けた人物よ。
オカルトブームの草分け的な存在だよね。
SFの歴史に名を残す人よね。
先鞭(せんべん)の例文
- その企業が、リサイクル事業に先鞭を着けた。
- 新科学技術導入の先鞭を着けた功績を称えられ、表彰されることになりました。
- 彼は、長屋をリノベーションして古民家カフェブームの先鞭を着けました。
- 野茂選手は、大リーガーへの道に先鞭を着けた選手の一人です。
- ゼロミートが、日本における大豆ミート市場の先鞭を着けた。
「先鞭を着ける」とは?
「先鞭」を用いた表現の一つに「先鞭を着ける(せんべんをつける)」があります。
「先鞭を着ける」とは、「他に先んじて着手する。他の人より先に始める。」という意味です。
【例文】
- 兄がいつも先鞭を着けてくれたからこそ、僕は強くなることができた。
- 東映が、時代劇制作を映画からテレビに移す先鞭を着けた。
- イギリスが香港を取得したことが先鞭を着け、世界は弱体化した中国を切り取ろうと躍起になった。