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「争奪」の意味と使い方や例文!「争奪戦」とは?(類義語)

【二字熟語】
争奪

【読み方】
そうだつ

【意味】
自分のものにしようとして、互いに争うこと。争って奪い合うこと。

【語源・由来】
「争」は「あらそう。あらそい。」
「奪」は「他人のものを力ずくで抜き取る。うばう。」

【類義語】
強奪、奪略

争奪(そうだつ)の使い方

健太
野心のある者同士が、生徒会長の座を争奪し合っているね。
ともこ
水面下で熾烈な蹴落とし合いが繰り広げられているみたいよ。
健太
たかだか前期の生徒会長なのにね。
ともこ
この学校の生徒会長は、いずれ総理大臣になると言われているから、彼らにとっては命がけのことなのよ。

争奪(そうだつ)の例文

  1. 幼い二人の姉妹の間に、しばしばお父さんの膝の上の争奪が起こった。
  2. 彼らは王位争奪戦を行っている。
  3. 油田の争奪戦が国家間の戦争に発展した。
  4. コンビニが乱立し、客の争奪戦による価格競争が生じました。
  5. その国は、当時、イギリスと植民地争奪戦を繰り広げていた。

「争奪戦」とは?

争奪」を用いた表現の一つに「争奪戦(そうだつせん)」があります。

争奪戦」とは、「互いに自分のものにしようとする争い。奪い合い。」という意味です。

【例文】

  1. 離婚問題から端を発した子供の親権の争奪戦が繰り広げられました。
  2. ベストセラーとなったその作品の映像化をめぐって、数十社が争奪戦を展開した。
  3. 世界的に人口が増加し、食料の争奪戦が生じるのではないかと懸念されています。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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