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「途方」の意味と使い方や例文!「途方もない」とは?(類義語)

【二字熟語】
途方

「十方」「斗方」とも書く。
【読み方】
とほう

【意味】
①多くの方向。向かう方向。
②てだて。方法。手段。
③すじみち。道理。

【語源・由来】
向かうべき方向の意。

【類義語】
方法、手段、道理

途方(とほう)の使い方

健太
昨日、迷子になって途方に暮れていた時に、お巡りさんに助けてもらったんだ。
ともこ
お巡りさんは、みんなのヒーローよね。
健太
空想のゴレンジャーと違って、実在する正義のヒーローだよね。
ともこ
途方に暮れた時に助けてもらえるって思うと、安心して暮らすことができるわよね。

途方(とほう)の例文

  1. 家の鍵をなくして途方に暮れている。
  2. 健太くんは、悪魔と契約をして途方もない力を手に入れた。
  3. 彼のアイディアは、途方もない突飛なものだった。
  4. この先どうすれば良いのか、途方投げ首だ。
  5. 彼は、途方もない額を吹っ掛けてきた。

「途方もない」とは?

途方」を用いた表現の一つに「途方もない」があります。

途方もない」とは、「道理に合わない。並々でない。ずぬけている。」という意味です。

【類義語】
・とんでもない
・とてつもない
・とっぴょうしもない
・とんだ
・大それた
・もってのほか

【例文】

  1. このちっぽけな島国と違って、海途方もなく広い。
  2. 健太くんは、分不相応な途方もない夢を抱いてる。
  3. そんな途方もない要求をのめるはずがない。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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