【二字熟語】
博覧
【読み方】
はくらん
【意味】
①広く書物を読んだり見聞したりして、物事をよく知っていること。
②広く一般の人々が見ること。
【語源・由来】
「博」は「広く行き渡る。広く諸事に通ずる。」
「覧」は「全体を視野に収めて眺める。広く見渡す。」
【類義語】
博学、博識
【対義語】
無知、浅学
博覧(はくらん)の使い方
分からないことはインターネットでちゃちゃっと調べればいいのに、必死に勉強して博覧であることは大事な事かな。
イギリスの哲学者、フランシス・ベーコンは、「知識は力なり」って言っているわよ。
博覧は財力に勝る?
圧倒的勝利よ。
博覧(はくらん)の例文
- 湯島聖堂博覧会は、近代の本格的な博覧会の嚆矢とされている。
- 万国博覧会千日前の節目に、大阪で機運醸成を図るイベントが催された。
- 博覧強記な彼女は、生き字引と呼ばれている。
- 図書館に入り浸っている健太くんは、博覧で、幅広い知識を持っている。
- 本を一瞬見ただけで一字一句覚えてしまう彼は、博覧強記でインターネットに勝るとも劣らない。
「博覧強記」とは?
「博覧」を用いた表現の一つに「博覧強記(はくらんきょうき)」があります。
「博覧強記」とは、広く物事を見知って、よく覚えていることという意味です。
「強記」は記憶力のすぐれていることをいいます。「強」は「彊」とも書きます。
【類義語】・博識洽聞(はくしきこうぶん)
・博識多才(はくしきたさい)
・博聞強記(はくぶんきょうき)
・博聞強志(はくぶんきょうし)
・博聞彊識(はくぶんきょうし)
【例文】
- 彼は博覧強記の知識人だ。
- 博覧強記と烈しき精進によって学殖少なくも国内に比肩するものなし。
- 博覧強記な彼は、ほとんどのことを独学で学んだという。