【二字熟語】
派手
【読み方】
はで
【意味】
①姿・形・色彩などが華やかで人目をひくこと。また、そのさま。
②態度・行動などが大げさなこと。また、そのさま。
【語源・由来】
「破手 (はで) 」から転じた語とも、また、「映 (は) え手」の変化した語ともいう。
【類義語】
華美、華麗、目立つ
【対義語】
地味
派手(はで)の使い方
この町の成人式は派手な人ばかりだね。
おめでたい日なんだから、気をつかって華やかって言ってあげなさいよ。
南国の派手な、いやいや、原色の煌びやかな・・・。どんなに言葉を取り繕っても無理だよ。
目立つ派手な格好をしたDQNやヤンキーばかりよね。
派手(はで)の例文
- 派手な服装をしているから、すぐに見つけることができる。
- ともこちゃんは元々派手な顔立ちなので、化粧をすると厚化粧に見える。
- 派手な物音を立てて、健太くんが部屋に入ってきた。
- 彼はいつも派手な色のアロハシャツを着て出勤してくる。
- バブルを象徴する派手婚はもう死語となった。
「派手」と「華やか」の違いは?
「派手」に似ている語に「華やか(はなやか)」があります。
「華やか」とは、
①花が開いたように、明るく人目を引きつけるさま。
②勢いなどが盛んなさま。
③きわだってはっきりしているさま。
という意味です。
「派手」も「華やか」も、人目を引きつけるさまをいいます。
しかし「派手」は、見た目が「華やか」で目立つこと、態度や行動が大げさなことをいいます。
対して「華やか」は、花が開いたように、明るいさまをいい、悪目立ちのニュアンスを含む「派手」よりもポジティブなニュアンスで使われます。