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「不測」の意味と使い方や例文!「不測の事態」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
不測

【読み方】
ふそく

【意味】
予測できないこと。思いがけないこと。

【語源・由来】
「不」は「否定を表す語。…しない。…でない。」
「測」は「おしはかる。推量する。」

【類義語】
不時、不慮、未知数

【対義語】
予測

不測(ふそく)の使い方

ともこ
健太くん。何時までに帰ってこれる?
健太
不測の事態が起きない限りは、15時までに帰ってくるよ。
ともこ
不測の事態って、電車の運行が止まるとか?
健太
隕石が降ってくるとか、UFOに連れ去られるとか、いろいろあるよ。

不測(ふそく)の例文

  1. 不測の事態に備えて、いつでも登板できるように肩を温めておく。
  2. 不測の事故で対応しきれなかった。
  3. 不測の災害に備えて、日頃から訓練している。
  4. 内部留保がなければ不測の出費に対応できなくなる。
  5. 不測の事態に備えて保険に入っておく。

「不測の事態」とは?

不測」を用いた表現の一つに「不測の事態(ふそくのじたい)」があります。

不測の事態」は、思いがけない物事の状態や成り行きという意味です。

【例文】

  1. いつ不測の事態が起こって、人生が終わりになるか、誰にもわからない。
  2. 不測の事態に対してしっかりとした準備をしていなかった。
  3. いくつかの不測の事態に見舞われたが、なんとか期日までに納品することができた。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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