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「包含」の意味と使い方や例文!「包括」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
包含

【読み方】
ほうがん

【意味】
つつみこみ、中にふくんでいること。

【語源・由来】
「包」は「一まとめにする。ひっくるめる。」
「含」は「内部にふくみ持つ。」

【類義語】
包括、内包、含有

【対義語】
除外

包含(ほうがん)の使い方

健太
校長先生の言葉はいつも短いよね。
ともこ
短い言葉の中に、いくつもの意味が包含されているのよ。
健太
その意味を読み取ることができるかは生徒次第なんだね。
ともこ
そうなのよ。優秀な生徒ほど深い意味を知ることができるのよ。

包含(ほうがん)の例文

  1. 日本は、歴史とともに、多様な民族を包含する多民族国家となった。
  2. この政策は多くの問題を包含しています。
  3. 君の発言は、矛盾を包含している。
  4. 多くのことわざには、2つの意味が包含されています。
  5. 長所と短所の両方を包含している。

「包含」と「包括」の違いは?

包含」に似ている語に「包括(ほうかつ)」があります。

包括」とは、全体をひっくるめてまとめることをいいます。

包含」も「包括」も、一つにまとめるという意味を含みます。

しかし「包含」は、つみこみ、中にふくんでいることをいいます。

対して「包括」は、全体を一つにまとめることをいうので意味が違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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