【二字熟語】
悶絶
【読み方】
もんぜつ
【意味】
もだえ苦しみ気絶すること。
【語源・由来】
「悶」は「もだえる。思い悩む。もだえ苦しむ。」
「絶」は「途中でたち切る。連続しているものや関係が切れる。」
【類義語】
気絶
悶絶(もんぜつ)の使い方
ともこちゃん達女子の交換日記はすごいね。
楽しそうでしょう。
何語なんだかよく分からないよ。高名な作家さんがこれを読んだら悶絶してしまうかもね。
日本語の乱れは心の乱れだって怒られそうね。
悶絶(もんぜつ)の例文
- 拷問されて悶絶した表情を浮かべた。
- 健太くんが急に悶絶して、声にならない声を上げた。
- たゞ一人影を相手に戦闘を展開して、悶絶一歩手前の疲労状態に近づいてゐた。(坂口安吾、朴水の婚礼)
- 私の赤黒い変な顔を見ると、あまりの事に悶絶するかも知れない。悶絶しないまでも、病勢が亢進するのは、わかり切った事だ。(太宰治、誰)
- 悶絶して倒れた通行人を介抱する。
「悶絶の声」とは?
「悶絶」を用いた表現の一つに「悶絶の声(もんぜつのこえ)」があります。
「悶絶の声」とは、もだえ苦しむ声のことをいいます。
【例文】
- 激しい痛みに悶絶の声を上げる。
- 足の小指を家具の角にぶつけ、悶絶の声を上げた。