【二字熟語】
予断
【読み方】
よだん
【意味】
前もって判断すること。
【語源・由来】
予め判断する意。
【類義語】
予期、予測
予断(よだん)の使い方
健太くん。手術が成功してよかったわね。
手術が成功しても予断を許さない日々が続くんだけどね。
検査が続くのよね。
大変だけど、生きるためにがんばるよ。
予断(よだん)の例文
- 予断と偏見に基づいた報道だった。
- 新型インフルエンザの感染者数は上昇傾向にあり予断を許さない。
- やる前から予断をもって起用法を決めるべきではないと思うので、これからの結果を見て決める。
- 「生立」とあるところから、生物と見られがちであった。ことに植物らしいという予断が、結論を曇らしてきたようである。(折口信夫、水の女)
- 雨雲レーダーで天気の急変を予断する。
「予断を許さない」とは?
「予断」を用いた表現の一つに「予断を許さない(よだんをゆるさない)」があります。
「予断を許さない」とは、状況や展開が不確定で見通しが立たないことをいいます。
【例文】
- 交渉の成り行きは予断を許さない状況です。
- この先何が起こるか予断を許しません。
- 中東の情勢は予断を許さない。