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「誤用」の意味と使い方や例文!「間違い」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
誤用

【読み方】
ごよう

【意味】
あやまって用いること。用法をあやまること。

【語源・由来】
あやまって用いる意。

【類義語】
乱用

誤用(ごよう)の使い方

健太
「忖度」を誤用している人が多いよね。
ともこ
「忖度」は、他人の心をおしはかることをいうのに、相手の事情や心情をくみとることという意味で使われているわよね。
健太
それは「斟酌」だよね。
ともこ
これは「忖度」を誤用したマスコミに非があるわよね。

誤用(ごよう)の例文

  1. 珈琲豆の選別を「ハンドピック」と言うのは誤用です。
  2. 誤用されたまま、その用語が流布した。
  3. テニス界では、コーチング条件の乱用、誤用には罰則が適用される。
  4. 言葉が時代とともに変化する時点では誤用であることが多いが、それが定着することもある。
  5. 権力の集中にともな、権力の誤用の危険性が高まる。

「誤用」と「間違い」との違いは?

誤用」に似ている語に「間違い(まちがい)」があります。

間違い」とは
①まちがうこと。あやまり。
②あやまち。しくじり。
③事故やけんかなど異常な出来事。
④男女間の不道徳。

という意味です。

誤用」も「間違い」も、あやまりという意味があります。

しかし「誤用」は、あやまって用いることをいいます。

対して「間違い」は、幅広くあやまることをいいます。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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