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「弁解」の意味と使い方や例文!「弁解の余地もございません」とは?(類義語)

【二字熟語】
弁解

【読み方】
べんかい

【意味】
言いわけをすること。言い開き。言いわけ。

【語源・由来】
「弁」は「理屈を立てて話す。」
「解」は「解き明かす。」

【類義語】
言い訳、弁明、釈明、正当化

弁解(べんかい)の使い方

ともこ
健太くんがみんなのケーキを食べてしまったのね。
健太
僕は部活動をしていたからアリバイがあるよ。
ともこ
口の周りにクリームがついているわよ。
健太
証拠を抑えられたら弁解の余地もないよ。

弁解(べんかい)の例文

  1. だが、なにか説明か弁解の言葉を、言っている暇など、彼にはなかった。(カフカ アメリカ)
  2. 弁解してから後、兄の機嫌をどうして取り直したものだろうとも考えた。(夏目漱石 行人)
  3. しかし彼は先生のために弁解してみる気には、少しもなれなかった。(下村湖人 次郎物語)
  4. 私がだらしない点はご指摘の通りで、弁解しようと思いません。
  5. 健太くんは「僕じゃないよ。僕は悪くないよ」と弁解し始めた。

「弁解の余地もございません」とは?

弁解」を用いた表現の一つに「弁解の余地もございません(べんかいのよちもございません)」があります。

弁解の余地もございません」の「余地」は、全く言い訳できませんという意味です。

【例文】

  1. 不正行為が判明したことは、大変重大かつ深刻であり弁解の余地もございません
  2. 今回の不手際は弁解の余地もございません