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「膨大」の意味と使い方や例文!「厖大」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
膨大

【読み方】
ぼうだい

【意味】
①ふくれて大きくなること。
②厖大に同じ。広がって大きいこと。非常に大きいこと。

【語源・由来】
膨れて大きくなる意。

【類義語】
たくさん、巨大、甚大、膨張、大量、たっぷり、莫大

【対義語】
些少、若干

膨大(ぼうだい)の使い方

健太
この膨大な資料の中から探すの?
ともこ
やりがいがあるでしょう?
健太
何日かかるのかな。
ともこ
運が良かったら1分で終わるわよ。

膨大(ぼうだい)の例文

  1. その計画には長い年月と膨大な資金がかかる。
  2. インターネット上には膨大な知識や情報があふれている。
  3. 戦後間もなくから現在に至るまで、私はパチンコをやりつづけている。仕事の合間の遊びだが、その時間を合計すれば膨大なものになるだろう。(吉行淳之介 犬が育てた猫)
  4. この機械を動かすためには膨大なエネルギーが必要なんだ。
  5. 関東平野には、江戸の膨大な人口を養うだけの生産力があった。

「膨大」と「厖大」の違いは?

膨大」と同じ読み方の語に「厖大」があります。

厖大」とは、「広がって大きいこと。非常に大きいこと。膨大。」という意味です。

膨大」も「厖大」も、「広がって大きいこと。非常に大きいこと。」をいいます。

しかし「膨大」に、ふくれて大きくなるという意味がある点が違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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