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蒸籠の読み方!「せいろ」と「せいろう」正しいのは?

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「蒸籠」があります。

問題

Q「蒸籠」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?

次の3択から選んでみて下さい。

蒸籠の読み方
  1. 「せいろう」
  2. 「せいろ」
  3. 「せいろう」と「せいろ」両方とも

 

このページでは、悩みやすい「蒸籠」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「蒸籠」の読み方は、「せいろう」?「せいろ」?

読み方

 

蒸籠の正しい読み方は、「せいろ」「せいろう」どちらなのでしょうか。どちらも聞いたことがあるかもしれませんね。

「蒸」の音読みには「ジョウ」、訓読みには「む(す)」「ふ(かす)」などがあります。また、「籠」の音読みには「ロウ」「ル」、訓読み「かご」「こ(もる)」があります。

蒸籠の読み方は「せいろ」「せいろう」のどちらを使っても間違いではありません。つまり、どちらも正しい読み方ということになります。

正解は、③の「せいろ」と「せいろう」の両方です。

広辞苑には「せいろ」「せいろう」の両方の項目がありますが、広辞苑で「せいろ」を引くと「せいろう」の項目に導かれます。

一方、精選版日本国語大辞典の「せいろう(蒸籠)」の項目には「『せい』は『蒸』の慣用音」とあり、「せいろ(蒸籠)」の項目には「せいろう(蒸籠)」が変化した語とあります。

「蒸籠」の意味は、「せいろう」も「せいろ」も同じ

意味

蒸籠の意味は「鍋や釜の上に乗せて、糯米や饅頭などを蒸す器具」です。

「蒸」には「むす」「ふかす」などの意味があります。一方、「籠」には「かご」などの意味があります。

蒸籠を用いた例文には「蒸籠で蒸し料理をする」があります。

まとめ

まとめ
  • 蒸籠の読み方は、「せいろ」「せいろう」のどちらも正しい。
  • 蒸籠は「鍋や釜の上に乗せて、糯米や饅頭などを蒸す器具」を意味する。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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