読み方で悩みやすい漢字の一つに、「伊達」があります。
Q「伊達」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?
次の3択から選んでみて下さい。
伊達の読み方
- 「だて」
- 「いたつ」
- 「だて」と「いたつ」両方とも
このページでは、悩みやすい「伊達」の読み方や意味について詳しく解説していきます。
「伊達」の読み方は、「だて」?「いたつ」?
伊達の正しい読み方は、「だて」「いたつ」どちらなのでしょうか。実際に読もうとすると難しい熟語かもしれませんね。
「伊」の音読みには「イ」、訓読みには「これ」「かれ」「ただ」があります。また、「達」の音読みには「タツ」、訓読みには「とお(る)」「とど(く)」「たち」「たし」があります。
伊達の読み方は「だて」が正しく、「いたつ」は間違いになります。
正解は、①の「だて」です。
広辞苑には「だて」の項目はありますが、「いたつ」はありません。「だて」の項目には「一説に、『立つ』から。人目につくように形を表す意」とあります。
「伊達」の意味は、「だて」と「いたつ」で違う!
伊達の意味は「人目を引くように、派手に振る舞うこと」「好みがいきであること。洗練されていること」「内面を充実させることなく、外見を飾る様子」です。
「伊」には「これ」「かれ」などの意味があります。また、「達」には「とおる」「なしとげる」「すぐれる」などの意味があります。
新明解国語辞典の「だて」の項目には、表記に「普通『伊達』と書く」とあります。
伊達を用いた例文には「伊達や酔狂ではない」「伊達姿」「伊達襟を付ける」があります。
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まとめ
- 伊達の読み方は「だて」が正しい。
- 「いたつ」と読むのは間違い。
- 伊達は「人目を引くように、派手に振る舞うこと」を意味する。