【二字熟語】
留意
【読み方】
りゅうい
【意味】
ある物事に心を留めること。気をつけること。注意。
【語源・由来】
「留」は「とめる。とどめる。」
「摯」は「こころ。きもち。思い。考え。」
【類義語】
注意、用心
留意(りゅうい)の使い方
健太くん。実は校長先生はカツラ使用者なのよ。
えっ。
このことは内密にしておくようくれぐれも留意してね。
えっ。そんな重大な秘密聞きたくなかったよ。
留意(りゅうい)の例文
- 健康に留意して日ごろから運動を欠かさない。
- ともこちゃんが指摘した点に十分留意する。
- 彼の言葉に留意する。
- 個人情報の保護に留意する。
- 次の事項に留意してください。
「留意」と「注意」の違いは?
「留意」に似た言葉に「注意」があります。
「注意」は
①気をつけること。気を配ること。留意。
②危険などにあわないように用心すること。警戒。
③相手に向かって、気を付けるように言うこと。
④心の働きを高めるため、特定の対象に選択的・持続的に意識を集中させる状態。
という意味です。
【両語の違い】
「留意」・・・心に留めておく
「注意」・・・気を配る。警戒する。
「留意」はある程度長い期間日常的に心に留めて気にするという意味です。「注意」は、瞬間的に神経を集中させて気をつけるという意味で「注意」の方がより危険な状況に対して使われます。
また、「留意」は、気をつける対象が抽象的なことにいいます。「注意」は具体的である事が多いです。