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「真摯」の意味と使い方や例文!「真摯に向き合う」とは?上司や目上には失礼?(類義語)

【二字熟語】
真摯

【読み方】
しんし

【意味】
まじめでひたむきなさま。

【語源・由来】
「真」は「まこと。」
「摯」は「まこと。まじめ。」

【類義語】
真面目、真剣、熱心、ひたむき、本気、シリアス

「真摯に向き合う」とは?上司や目上には失礼になる?

真摯」は、「真摯に向き合う」という形で使われることがあります。

真摯に向き合う」の「向き合う」は、ここでは「事態や相手をしっかり見すえて考えること」ということです。「真摯に向き合」とは、「真面目な態度でしっかり考える」という意味合いです。

真摯に向き合うは、不真面目だった人が今までの態度を改め真面目にものごとに向き合うことをいい、信頼を損なった相手から再度信頼を得ようとする時に使用します。

なので、目上の人に対して「真摯に向き合っていますね。」「摯に向き合ってください。」というのは失礼にあたります。

目上の人と冗談を言い合えるような親しい仲である場合以外は、「真摯に向き合う」を使うのは控えましょう。

真摯(しんし)の使い方

ともこ
健太くん。進路は決めたの?
健太
まだいいんじゃないかな。
ともこ
自分の将来が関わってくるんだから、真摯に向き合わないとだめよ。
健太
向き合うことから逃げてばかりいてはだめだね。

真摯(しんし)の例文

  1. 真摯な態度で接する。
  2. 国民の批判を真摯に受け止めます。
  3. 直接話せば真摯な思いが伝わるかもしれない。
  4. 彼の仕事への真摯な態度は尊敬に値する。
  5. 決意に満ちた真摯な表情をしていた。
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