顕彰の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
顕彰
【読み方】
けんしょう
【意味】
明らかにあらわれること。明らかにあらわすこと。功績などを世間に知らせ、表彰すること。
ちゃんと「あんた、ええことしたで!」って言うて、その人のがんばりやいいところをみんなに知らせるんやな。ええ話やで、そういうの大事やしな。
【語源・由来】
「顕」は「あらわれる。あきらかにする。あきらかになる。」
「彰」は「あきらか。あきらかにする。あらわす。あらわれる。」
【類義語】
たたえる、称揚する、称賛する、功績を称える、叙する、叙勲する、下賜する
顕彰(けんしょう)の解説
「顕彰」という言葉はね、人がすごいことをしたり、とっても良いことをしたときに、その人のがんばりや功績をみんなに知ってもらい、ちゃんと認めてあげることを言うんだよ。
たとえばね、「顕彰碑」というのは、特にすごいことをした人や、とても大切なことを成し遂げた人の功績をみんなに知らせて、ずっと覚えていてもらうために作る石の板のことなんだ。例えば、誰かが長い間、地域のために一生懸命働いたり、研究で大きな発見をしたりしたとき、その人の努力や成果をしっかりと見て、そのすごさをみんなに伝えて、感謝や敬意を示すんだよ。
また、「長年の功労を顕彰する」という言葉はね、誰かが長い時間、一生懸命がんばってたくさんの良いことをしたから、その人のすごさやがんばりをみんなに知らせて、感謝の気持ちを示すことを言うんだ。たとえば、先生が長い間、学校で子どもたちに教えたり、おじいちゃんがずっと町のために働いたりしたとき、その人たちをたたえて、特別な表彰をしたり、記念品をあげたりするんだよ。
だから、「顕彰」という言葉は、人の良い行いや大きな功績をちゃんと認めて、みんなに知らせるっていう意味があるんだね。
顕彰(けんしょう)の使い方
顕彰(けんしょう)の例文
- 功労者を顕彰する。
- 偉大な功績を顕彰すべきだ。
- 彼女を顕彰する博物館です。
- メンデレーエフの功績を顕彰するために、元素名などに彼の名が残されている。
- 彼の功績は天下に顕彰するに足る。
顕彰の文学作品などの用例
「顕彰」と「表彰」の違いを解説
「顕彰」に似た言葉に「表彰」があります。
「表彰」は
①あらわしてあきらかにすること。表章。
②善行・功労・成績などを世に広く明らかにし、ほめること。
という意味です。「顕彰」も「表彰」も「功績などを世に広く明らかにする」という点が同じです。
「顕彰」・・・長年にわたる功績などを世間に知らせ表彰する。
「表彰」・・・善行・功労・成績などを世間に知らせ褒める。
というようにほぼ同じ意味です。辞書でも「顕彰」を調べると「表彰すること」と書かれているようにはっきりと区別されているわけではありません。
一方で、「表彰」は、善行や功績を公に称えることを指すんだ。これは、誰かが良いことをした時に、その行いを公式に認めて褒めることを言うんだよ。
一方で、「表彰」はもうちょっと身近な感じで、「ようやったな!えらいぞ!」って、目に見える形で褒めるんやな。たとえば、学校の先生が「今月の優秀生徒はこの子です!」って表彰状をあげるみたいな。うん、どっちもえらい人をたたえるんやけど、やり方がちょっと違うってわけやね。
しかし、「表彰」の方が一般的な行為として使われ、「顕彰」はある人物の功績を表彰して後世までその功績を伝えるという意味が強いという違いがあります。また、「顕彰」は多く故人の行いに対して使われます。
つまり、いいことをしたり、すごいことを成し遂げた人が、それに見合った評価を受けるってことなんだよ。