【二字熟語】
生業
【読み方】
なりわい
「せいぎょう」「すぎわい」とも読む。
【意味】
①生活を営むための仕事。すぎわい。よすぎ。なり。せいぎょう。
②五穀が実るようにつとめるわざ。農業。また、その作物。
【語源・由来】
「生」は象形文字で、地上にめばえる草木のさまにかたどり、「うまれる」「いきる」「いのち」などの意味。「業」は象形文字で、かざりを付けた楽器を掛けるための大きな台の形にかたどり、文字を書く板、転じて「学びのわざ」「仕事」の意味。このことから、「生業」は「生きるために営む仕事」という意味。
【類義語】
仕事、生活手段、生活の糧、職、職業、勤め、稼業、家業、商売
生業の正しい読み方は?
「生業」は一般的に「なりわい」と読みます。
「せいぎょう」「すぎわい」とも読むことができ、いずれも正しいです。
ただ「せいぎょう」「すぎわい」は一般的ではないので、会話で使うと通じないかもしれません。
生業(なりわい)の使い方
健太くんのお父さんは、何をしているの?
魚を釣っているよ。
魚釣りが生業なの?
違うよ。趣味で釣りに行っているだけだよ。
生業(なりわい)の例文
- 将来は小説書きを生業にしたい。
- この仕事を一生の生業にするつもりはなかった。
- 薬を生業にしているので、いろんな薬を持ち歩いています。
- 音楽を生業とする人たちは、ともこちゃんの才能に嫉妬した。
- 隕石ハンターは隕石を拾うことを生業にしています。