「二字熟語の百科事典」が書籍化されました!詳細はコチラ

「慈愛」の意味と使い方や例文!「慈愛に満ちた」とは?(類義語)

【二字熟語】
慈愛

【読み方】
じあい

【意味】
親が子どもをいつくしみ、かわいがるような、深い愛情。

二字熟語の博士
「慈愛」は、親が子どもに向けるような深い愛情のこと。親子以外にも、大切な相手をいつくしむ気持ちを表せるんだよ。
助手ねこ
ニャルほど! 大切な相手をやさしく見守る、あたたかな愛情のことなんだニャ。

【語源・由来】
「慈」は「いつくしむ。情けをかける」、「愛」は「大切に思う。いとおしむ」という意味を持ちます。

【類義語】
慈悲、いつくしみ、愛情、仁愛(文脈による)

【対義語】
明確な対義語はありません。文脈によって「冷酷」「無慈悲」などが対照的に使われます。

「慈愛」の意味を簡単にいうと

「慈愛」は、親が子どもをいつくしみ、かわいがるような深い愛情を表します。「慈愛に満ちたまなざし」のように、やさしく包み込むような愛情について使われます。

「慈愛」と「慈悲」の違い

「慈愛」は、親が子をいつくしむような深い愛情を表します。一方、「慈悲」は人をいつくしみ、苦しみを和らげようとする情け深い心を表し、仏教では人々に安らぎを与え、苦しみを取り除くことも意味します。両者は意味が重なるため、場面によっては近い意味で使われます。

「慈愛に満ちた」とは?

「慈愛に満ちた」は、深い愛情やいたわりの気持ちが、表情・まなざし・言葉などから感じられることを表します。

【例文】

  1. 部長は、慈愛に満ちた表情で落ちこんでいる部下を慰めていた。
  2. 聖職者らしい慈愛に満ちた言葉をかけてくださった。
  3. 母親は子どもを慈愛に満ちたまなざしで見守っていた。

慈愛(じあい)の使い方

ともこ
中宮寺の菩薩半跏像のほほえみって、とてもやさしい表情ね。
健太
うん。見ている人を包み込むような、慈愛に満ちたほほえみだね。
ともこ
「慈愛」は、親が子どもを大切にするような深い愛情を表すのね。
健太
そうだね。親子だけでなく、相手を深くいつくしむ気持ちにも使えるよ。

慈愛(じあい)の例文

  1. 慈愛に満ちた顔をしている。
  2. ともこちゃんの歌声は慈愛に満ちていた。
  3. 神の慈愛を感じている。
  4. 菩薩のような慈愛に満ちた表情を浮かべていた。
  5. 保育士さんが慈愛に満ちたほほえみで子供たちを見ている。
ABOUT US
北澤篤史漢字熟語・二字熟語の専門家
漢字熟語・二字熟語の意味や使い分けを研究・解説する専門家。ことわざ学会理事、2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(いずれも講談社)がある。
北澤篤史の詳しいプロフィールを見る