【二字熟語】
精査
【読み方】
せいさ
【意味】
くわしく調査すること。
【語源・由来】
「精」は「くわしい。こまかい。」
「査」は「しらべる。考える。明らかにする。」
【類義語】
探査、踏査
精査(せいさ)の使い方
ともこちゃん。このとんぼは新種?
精査してみないとわからないわね。
じゃあ、精査してみようよ。
そうね。新種だったら大発見ね。
精査(せいさ)の例文
- 健太くんからの情報は精査が必要だと思います。
- 事故の原因を精査する。
- 専門的見地からデータを精査する。
- 報告例はいくつかあるが、精査は行われていない。
- 社内で精査し検討します。
「精査」と「確認」や「整理」の違いは?
「精査」に似た言葉に「確認」や「整理」があります。
「確認」の意味は
①たしかにそうだと認めること。また、はっきりたしかめること。
②特定の事実または法律関係の存否を行政庁が判断認定すること。確認行為。当選人の決定、恩給権の裁定などがその例。
「整理」の意味は
①乱れた状態にあるものをととのえ、秩序正しくすること。
②不必要なものを取り除くこと。
③経営危機化にある企業が経費削減のために行う合理化手続き。
④織物の最終加工工程。精練・漂白または染色した後の織物に縮絨(しゅくじゅう)・起毛・剪毛(せんもう)・艶付けなどを施して艶感をよくし美感を増すこと。仕上げ。
「精査」と「確認」の違い
「精査」はくわしく調査をすることをいい、「確認」はそうだと認めること、はっきりたしかめることをいいます。
「精査」は調べる行為、「確認」は認める行為をいい、意味が異なります。
「精査」と「整理」の違い
「精査」はくわしく調べることをいい、「整理」はととのえ、秩序を正しくすることをいい、意味が異なります。