【二字熟語】
秋波
【読み方】
しゅうは
【意味】
①秋の澄みわたった水波。
②美人の涼しい目許(めもと)。
③媚びをあらわす目つき。いろめ。ながしめ。
【語源・由来】
元々「秋の澄みきった波」の意味だったが、転じて「美人の清らかに澄んだ目許(めもと)」をいうようになった。
【類義語】
流し目、色目、ウィンク
「秋波を送る」とは?
「秋波」でよく耳にする使い方は「秋波を送る」という言い方です。
「秋波を送る」とは、「いろめをつかって、異性の関心をひこうとする」という意味です。
「秋波を送る」は、恋愛で用いますが、政治ニュースなどでは自分の利益のために相手に媚を売るという意味でも用います。
秋波(しゅうは)の使い方
健太くん。秋波を送っている女の子との恋の進展はどう?
なかなか振り向いてもらえないんだ。
眼中にないって感じなのかしら。
もっと魅力的にならないとだめだな。
秋波(しゅうは)の例文
- アメリカ合衆国が日本に秋波を送った。
- ともこちゃんのような美人に秋波を送られるとドキドキする。
- 出馬候補として人気タレントに秋波を送った。
- 某国から秋波を送られているが、同盟国を裏切ってまで手を組む相手ではない。
- 強大な国に秋波を送って国際的孤立を避ける。