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「根源」の意味と使い方や例文!「根源的」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
根源

「根元・根原」とも書く。

【読み方】
こんげん

【意味】
①物事のおおもと。こんぽん。中心。
②起り。
③本家。

【語源・由来】
「根」は「物のねもと。ねざすところ。おおもと。よりどころ。」
「源」は「みなもと。水の流れるもと。また、物事のおおもと。はじまり。」

【類義語】
始まり、始め、起源、源、源流

【対義語】
派生

根源(こんげん)の使い方

ともこ
いつも元気な健太くんのエネルギーの根源は何?
健太
毎日を一生懸命生きよっていうおばあちゃんの言葉かな。
ともこ
その言葉があったから、毎日を全力で生きているのね。
健太
そうだと思うよ。

根源(こんげん)の例文

  1. 諸悪の根源に立ち向かう。
  2. そこに根源的な誤りがあると思う。
  3. 運営の在り方を根源から変える。
  4. 失敗の根源を突き止める。
  5. テロの根源を断つ。

「根源的」とは?

根源」は「根源的」という使い方をされることがあります。

根源的」とは、「ある物事を成立させる一番もとのものであるさま。大もとであるさま。根本的。」という意味です。

【例文】

  1. 死や不安という人間の根源的な悩みをテーマにした物語だ。
  2. 誰かを愛し愛されという根源的な部分に人は心の支えを求めているという事実がある。
  3. なぜ山に登るのかという根源的な問いに対する答えを見つけた。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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