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「重宝」の意味と使い方や例文!読み方は「ちょうほう」「じゅうほう」どっち?(類義語・対義語)

【二字熟語】
重宝

【読み方】
ちょうほう

【意味】
①貴重な宝物。じゅうほう。
②便利で役に立つこと。便利なものとして常に使うこと。また、そのさま。調法。
③貴重なものとして大切にすること。

【語源・由来】
「重」は「おもんじる。たいせつにする。」
「宝」は「たから。たからもの。また、たからとする。」

【類義語】
便利、簡便

重宝(ちょうほう)の使い方

健太
GoogleMapがあるとはいえ、観光案内板があると重宝だよね。
ともこ
そうね。この地域の情報が書いてあって参考になるわよね。
健太
あっ。ここに温泉が湧いているらしいよ。
ともこ
予定になかったけれども寄ってみましょう。

重宝(ちょうほう)の例文

  1. 健太くんはみんなに重宝がられる存在です。
  2. この店には重宝な台所道具がたくさんある。
  3. テレビショッピングで、重宝そうなフライパンが紹介されていた。
  4. この辞書は用例が多く重宝している。
  5. 一人分の料理をするのに重宝する鍋が売れているという。

読み方は「ちょうほう」「じゅうほう」どっち?

重宝」は一般的に「ちょうほう」と読みます。

しかし、「貴重な宝物」という意味で使う時には「じゅうほう」と読むこともあります。

便利で役立つものという意味の時には「ちょうほう」と読み、「じゅうほう」では意味が異なってくるので注意しましょう。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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